集合住宅

マンションの中古物件はどうか?

集合住宅にしかない探し方

さて、ここまでは中古一戸建てについて述べてきましたが、今度は中古マンションに焦点を移しましょう。マンションには集合住宅ならではの重要なポイントがありますから、それに絞って見ていくことにします。重要なことなのに「誰が分譲したか?」は意外に軽視されがちです。マンションは居住者が共同で管理、維持しながら住み続ける住宅ですから、売りっぱなしで消えてしまうようなデベロッパーが造ったマンションでは、アフターメンテナンスに支障をきたす危険があります。大手のマンションが良いとは必ずしも言い切れませんが、分譲実績の多いデベロッパーのほうが安心感が高いのは事実。聞きなれない企業が分譲主の時は、どういう会社なのかを確かめておくことが大事です。分譲時に大手銀行などが販売代理店に名をつらねていたとしても、それは物件の品質やメンテナンスの質を保証してくれるものではありません。

末永い付き合いだから

重要なのは、そのマンションと求永く付き合わなければならないデベロッパーです。マンションの工法の主流は「鉄筋コンクリート造(RC造)」と「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」。前者は鉄筋を組みコンクリートを流し込んで構造体を造るもの、後者は鉄筋コンクリートの中央に鉄骨を入れ、さらに頑丈にしたものです。建物の階高、規模によって使い分けられ、一概にどちらが勝るということではありません。むしろ建物の耐久性を決めるのは、鉄筋を覆うコンクリートの厚みと、建築後のメンテナンスです。コンクリートが厚いほど中の鉄筋は錆びにくく、きちんと補修されていれば長持ちします。